カローラ エンジン 不調 修理
2020年06月11日
こんにちは、整備の那須野です。
本日は朝から雨模様で
とうとう九州北部も梅雨入りしたようです。
さて、今回は2004年式 走行距離、8.9万㎞
カローラのエンジン不調の修理です。

症状はエンジンの出力不足、特に冷間時に顕著に感じるとのこと。
(エンジンチェックランプは点灯していません。)
走行すると確かにアクセルの踏む量に対して
車速(ATの変速)もついてこないですね。
リフトアップしての無負荷ではエンジンの回転もスムーズで
ATもちゃんと変速しています。
プラグの失火などの点火系の不調ではなさそうです。
そこで汎用テスターを車のECU(コンピューター)に繋いで
ダイアグ(故障コード等)をチェックしてみました。

すると故障コードの履歴がありました。
P0171 システム稀薄過ぎ(バンク1)と出ました。

P0171 の故障コードを調べてみると
A/F値の不良(アクセル開度、吸気量に対して燃料の噴射量が少ない)が考えられるようです。
このエンジン(1NZE)の吸気系は乗り方にもよりますが

エアフロセンサーやスロットルボディのバタフライのカーボン(煤)汚れが不調の原因になるようです。
そこでエアフロセンサーとスロットルボディのバタフライを専用のクリーナーで清掃したものの、今一つ完調とは言えませんでした。
あとは同形式エンジンの別の車両から正常なエアフロセンサーを借用してみたところ症状はみごと改善されました。
果たして、結論としてはエアフロセンサーを新品と交換して完調になりました。

長文お付き合いありがとうございました。ではまた。
本日は朝から雨模様で
とうとう九州北部も梅雨入りしたようです。
さて、今回は2004年式 走行距離、8.9万㎞
カローラのエンジン不調の修理です。
症状はエンジンの出力不足、特に冷間時に顕著に感じるとのこと。
(エンジンチェックランプは点灯していません。)
走行すると確かにアクセルの踏む量に対して
車速(ATの変速)もついてこないですね。
リフトアップしての無負荷ではエンジンの回転もスムーズで
ATもちゃんと変速しています。
プラグの失火などの点火系の不調ではなさそうです。
そこで汎用テスターを車のECU(コンピューター)に繋いで
ダイアグ(故障コード等)をチェックしてみました。
すると故障コードの履歴がありました。
P0171 システム稀薄過ぎ(バンク1)と出ました。
P0171 の故障コードを調べてみると
A/F値の不良(アクセル開度、吸気量に対して燃料の噴射量が少ない)が考えられるようです。
このエンジン(1NZE)の吸気系は乗り方にもよりますが
エアフロセンサーやスロットルボディのバタフライのカーボン(煤)汚れが不調の原因になるようです。
そこでエアフロセンサーとスロットルボディのバタフライを専用のクリーナーで清掃したものの、今一つ完調とは言えませんでした。
あとは同形式エンジンの別の車両から正常なエアフロセンサーを借用してみたところ症状はみごと改善されました。
果たして、結論としてはエアフロセンサーを新品と交換して完調になりました。
長文お付き合いありがとうございました。ではまた。
Posted by RVランド九州 at 18:36
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