カローラ エンジン 不調 修理

こんにちは、整備の那須野です。


本日は朝から雨模様で


とうとう九州北部も梅雨入りしたようです。




さて、今回は2004年式 走行距離、8.9万㎞ 


カローラのエンジン不調の修理です。
カローラ エンジン 不調 修理



症状はエンジンの出力不足、特に冷間時に顕著に感じるとのこと。

(エンジンチェックランプは点灯していません。)


走行すると確かにアクセルの踏む量に対して


車速(ATの変速)もついてこないですね。


リフトアップしての無負荷ではエンジンの回転もスムーズで


ATもちゃんと変速しています。


プラグの失火などの点火系の不調ではなさそうです。




そこで汎用テスターを車のECU(コンピューター)に繋いで


ダイアグ(故障コード等)をチェックしてみました。
カローラ エンジン 不調 修理


すると故障コードの履歴がありました。


P0171 システム稀薄過ぎ(バンク1)と出ました。
カローラ エンジン 不調 修理



P0171 の故障コードを調べてみると


A/F値の不良(アクセル開度、吸気量に対して燃料の噴射量が少ない)が考えられるようです。


このエンジン(1NZE)の吸気系は乗り方にもよりますが
カローラ エンジン 不調 修理


エアフロセンサーやスロットルボディのバタフライのカーボン(煤)汚れが不調の原因になるようです。





そこでエアフロセンサーとスロットルボディのバタフライを専用のクリーナーで清掃したものの、今一つ完調とは言えませんでした。


あとは同形式エンジンの別の車両から正常なエアフロセンサーを借用してみたところ症状はみごと改善されました。



果たして、結論としてはエアフロセンサーを新品と交換して完調になりました。
カローラ エンジン 不調 修理



長文お付き合いありがとうございました。ではまた。





























同じカテゴリー(メンテナンス)の記事画像
あけましておめでとうございます!!
FFヒーター取り付け
納車点検
ZIL520 ウィンカー 修理
デユカツトウォーターポンプ交換
FIAT DUCATO クラッチディスク交換
同じカテゴリー(メンテナンス)の記事
 あけましておめでとうございます!! (2023-01-05 12:05)
 FFヒーター取り付け (2022-11-27 17:31)
 納車点検 (2022-10-20 18:26)
 ZIL520 ウィンカー 修理 (2022-10-01 16:05)
 デユカツトウォーターポンプ交換 (2022-09-03 18:40)
 FIAT DUCATO クラッチディスク交換 (2022-08-27 17:57)

Posted by RVランド九州 at 18:36 │メンテナンス